日本通運株を長期保有した際の収益シミュレーション

日本通運は、国内の総合物流業最大手で、災害対策基本法における指定公共機関です。
もともとは政府が多くの陸運業者を統合して作った会社であり、国策企業であるところが他の物流大手とは違うところです。
また、日本通運は他社で断られるような物品でも取り扱うのも特徴です。

当然のことながら、物流は社会インフラの一つです。
普段何気なく買い物をしている商品は、全てが生産地から運ばれてきたものです。
災害時には交通が分断され、すぐに生活ができなくなります。
電気や水道に匹敵する重要性を持っていると言って良いでしょう。
また国際物流が止まると世界経済に大きなダメージを与えますし、国内とは比べ物にならないほど多くの人の生活が破綻します。

そのため日本通運が倒産するリスクは皆無と言ってよく、長期投資を行うには絶好の銘柄です。
日本通運株は国内株式の中でも配当が高い銘柄で、最新のデータでは2.2%ほどの配当利回りがあります。
千株保有するごとに約11000円が入ることになります。
配当で得られる収益をシミュレーションすると、配当がこれからも変わらない前提で、5年で約5万円、10年で約10万円の利益が期待できます。
現在、日本通運株は480円ほどですので、10年間保有し続ければ損益分岐点は380円ほどになります。

これまでの値動きや、会社の状況から10年後の株価が380円以上である可能性は非常に高く、少ないリスクで安定した利益を出すことができると考えられます。
もちろん10年で売却するとは限りません。
さらに長期間保有すれば損益分岐点はもっと下がります。
長期投資を考えている方は、その安定性からポートフォリオに加えておきたい銘柄の一つです。